公演のあらすじ

ガールズ・オン・ザ・ラン

~ファーストシーズン~

福岡に住んでいた16歳の女子高生・川島イツキは、アイドルになるために上京する。初めての東京は慣れなかったが、友達(戸川早苗、中島仁美ら)と出会い徐々に馴染んでいく。
イツキは上京してからすぐ、有名なアイドルのプロデューサー・冬元のオーデションを受ける。その時、友達の早苗もオーデションに誘い見事一緒に 合格 したのだ。しかし、合格はしたものの、そのアイドルのコンセプトにイツキたちは衝撃を受ける。それはなんと『ゴキブリ×アイドルのコラボレーション・略してゴキドル』だった。イツキはゴキブリアイドルというコンセプトには、かなり抵抗があった。・・が、仕方なく続けていくことになる。

そんなイツキたちが奮闘していく中、ゴキドルは「笑っていいかな」に出演し、人気アイドル・チョリー・ぷみゃぷみゃとの共演をも果たす。しかし、ゴキドルは、ライブ中チョリーとぶつかり怪我をさせてしまった。ライブは即刻中止!!!マスコミ関係者は「ゴキドルメンバーはチョリーが嫌いだからわざとぶつかったのだ!!」とゴキドルを叩き始めた。 ゴキドルは何度も誤解を解くようにがんばったが、それも虚しくゴキドルは結成3か月にして解散することになった・・。

途方に暮れたイツキや早苗。しかし、早苗だけはまだアイドルをやると宣言する。しかし、イツキは一度壊れた心を元に戻せずにいた・・。だからアイドルになるのを諦めて、福岡に帰る決心をしたのだ・・。でも、イツキの母や友達からの励ましもあり、もう一度がんばろうと奮起することになる。

それから、イツキと早苗は――「次は自分たちでアイドルをプロデュースしよう」――と考える。そして、ユニット名を「ガールズ・オン・ザ・ラン」略して「ガル☆ラン」と命名し、また再スタートを切ったのだ。

今までは大人の力に頼り、活動してきたイツキと早苗。これからは全て自分たちでやらなければいけないということに少々戸惑いはあった・・。でもそれと同時に「自分たちで何かをやる」という楽しさも同時に実感していた。

イツキたちは、まずオーデションを開催した。オーデションに来た人は全部で3名。イツキは、全員合格にしようと話したが、1人は自ら辞退することになる。ということで、オーデションに合格した元アイドルで高飛車な女性・川口るみと、泣いてばかりの中学生・福田望がガル☆ランメンバーに加わった。

そして、4人となったガル☆ランは本格的にスタートしたのだ。
初めてのライブは早苗の父親の会社で使っている倉庫の中だった・・。ガル☆ランは道端でたくさんチラシを撒いたので、多くの人が来てくれると信じていた・・。・・がお客さんはたったの2名だった。それでも、ゴキドル時代のバッシングに比べればとイツキたちは落ち込むことなく更に奮起しライブを重ねていったのだ。きっと以前のイツキたちならば、モチベーションが下がり、やる気を失っていただろう・・でも、イツキたちは、いろんな経験を重ねていくうちに心が強くなっていたのだった・・。

そんな時、イツキの学校での友達、仁美の母親が――アイドル活動は、ほかの生徒に悪い影響を与えるから――という理由でガル☆ランの活動を禁止するよう学校に要望してくる。もちろん仁美の母親が言ったその理由は――「学校のことを考えていますよ」――的なたてまえであって本音の部分は別にあった。
それは、受験を控えている自分の娘、仁美がアイドル活動をしているイツキたちに少なからず影響を受けている・・そのことに怒りを感じていたのだった。

仁美はというと、イツキたちが今まで努力してきた姿を見ているので「イツキたちの夢を、自分の母親のせいで壊してしまう!」と心から申し訳ない気持ちとなった。そして考えに考えた仁美は、学校の屋上に行き、母親に向かって「ガル☆ランの活動を反対するなら、私はここから飛び落ちる」と宣言する。その光景をみた仁美の母親は、娘の覚悟を見て、アイドル活動の禁止を撤回した。

そんなこともあってか、仁美は母親との溝も少々埋まることになる。そして、仁美は自分も「アイドルになりたい」と母親に相談したのだ・・。母親からは受験に支障がない程度ならば・・と渋々ながらも了解を得た。そして、仁美は5人目のガル☆ランメンバーとなったのだ・・。

5人となったガル☆ランメンバーは、「メジャーアイドル決定戦」に出場することになる。
ガル☆ランはファンの声援も後押しし、30グループほど参加した中で2グループしか進むことができない決勝まで進出を決めたのだ。
しかも、その対戦相手はなんと、イツキと早苗が以前に活動していたゴキドルメンバーのジャスミンちゃんだった・・。

ライブの2日前、ジャスミンちゃんは、――「どんな卑怯な手を使ってでも勝て!!」――とマネージャーから促される。そして、ガルランメンバーの誰かを怪我させる計画を立てたのだ。 ライブの前日――ジャスミンは人通りが少ない道を狙い、一人で帰宅している早苗の後を追いかける。そして隙を見てジャスミンちゃんは暗闇の中、棒で早苗を何度も叩きつけたのだ。 もちろん早苗の足は折れてしまい、大会にも参加することが難しくなった。しかし、早苗は我慢して決勝のライブに出演することにした。でも、折れた足では踊ることができない。イツキは早苗のそんな姿を見て、ライブを途中で辞退することにしたのだ・・。
しかし優勝したジャスミンちゃんも、自分がしたことに罪悪感を感じ、優勝を辞退することになる・・。

――そんな、ゴタゴタな日々がありながら半年の月日が流れた。

イツキたちは高校の卒業式を迎える・・。いろんな思いの中、イツキは、東京に来てからの事を振り返り、葛藤し悩んだこと思い出す。そして気持ちを新たに高校を卒業した・・。

ガル☆ランはと言うと「メジャーアイドル決定戦」後の半年間も変わらず地道に活動していた。すると、少しずつファンも増え続け、レコード会社からメジャーデビューの話が来るまでになっていた。そして、イツキたちは卒業式の次の日、メジャーデビューライブを開催したのだった・・。

・・そして。

「ガールズ・オン・ザ・ラン」~セカンドシーズン~では、イツキたち『ガル☆ラン』がメジャーデビューをした所からのスタートとなります。
今後のガル☆ランには、どんな試練が待ち受けているのか?そして、それを乗り越えていけるのか?果たして夢は叶うのか?

乞う期待!!

ピカ☆マイ~光れ!マイナーコード~

2013年夏、秋葉原から一つのアイドルグループが結成された。
その名もピカ☆マイ~光れ!マイナーコード~。

少女たちは、ただのアイドルではない。
女優アイドルなのだ。
少女たちは毎週行われる舞台で芝居と歌とダンスを磨き、「いつか新国立劇場で公演を行いたい!!」。そんな目標を掲げ、このピカ☆マイが旗揚げされたのだ。

もちろんはじめは芝居が下手かもしれない・・。
一年を通して演じ続けるのは過酷かもしれない・・。
歌も音程が外れるかもしれない・・。
セリフが飛んでしまうかもしれない・・。
ダンスがうまく踊れないかもしれない・・。

だけど少女たちはいつか自分の夢を実現するため、毎日を戦い続けるのだ・・。

マイナーコードとは、音楽用語で使われる言葉である。
このコードは普段悲しみを表現するときに使われることが多い。
しかし、舞台に置いては、そのコード進行の音楽に希望溢れる芝居(光)をプラスす れば感動が生まれると言われている。
見に来てくれたお客様に希望や感動を伝えたい。
そんな思いからこの劇団名が誕生しました。